岐阜竹の店の歴史
History of GIFU TAKENOMISE



  特別注文で竹鉢カバーを作る三代目竹遊斎 H.15 8/7 撮影 

    創業明治28年、初代堀田嘉左エ門が羽島より岐阜のこの地において開業する。

   号は『竹遊斎』と称し、竹で遊ぶくらいまでの境地に技と心が辿り着けるようにと付けた。

   初代竹遊斎の作風は『天衣無縫』で先を見通す技であった。

    続いて大正生まれの二代目竹遊斎は名古屋で修行をし、帰ってから初代を助けた。

   二代目竹遊斎の作風は『繊細にして大胆』、茶華道界で大層評判になった。

    時は移り昭和42年博門が京都の竹芸の名匠 松本東公斎の内弟子となり修行する。

   京都での修行を終え帰ってから二代目の父からも岐阜ならではの技法も伝授された。

   そして昭和49年博門26歳の時三代目堀田竹遊斎を襲名する。

   これを機会に屋号をFOLKCRAFT SHOP『岐阜竹の店』とし竹細工製造・販売だけの

   店舗に、京都で竹以外の本物の芸術に触れ日本の民芸品も取り扱うようになった。

   又竹の芸術を広く一般の人にも知ってもらう為、岐阜NHK文化センターで竹細工の

   講師をしたり、母校で講演もし、竹文化振興協会岐阜支部の会員にもなった。

   三代目竹遊斎の目標は『京風に岐阜独特の技法をミックスし現代にマッチした竹細工

   を製作する事!』である。何卒よろしくお引き立ての程をお願い申し上げます。

                                   三代目岐阜竹の店主人 敬白

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